福田豊BLOG『今日も明日もロックンロール!』

福田 豊

ライター

1959年東京生まれ。ライター、編集者。もともとは建築家であったが、ひょんなことから、出版界に移籍。『エスクァイア日本版』広告営業、編集部の後、現職。『LEON』『OCEANS』『ENGINE』『MADURO』などの雑誌を中心に、時計、クルマ、ファッション、旅などなど、男性のライフスタイル全般について執筆。

第11回:Suchmos 『THE KIDS』 (2017年)

7月2日
意外に思われるかもしれませんが、ふくだはイマドキのJ-POPやJ-ROCKもよく聴いたりする。で、今回はその最大注目バンドのひとつの、Suchmosのお話です。

このブログは、大好きな音楽の話をできればいいな、ということで始めたもの。それで特に大好きな、1960~70年代の黄金期のロックなどを中心に、これまで書いてきました。

ですが、意外に思われるかもしれませんが、ふくだはイマドキの若いアーティストの音楽もよく聴いたりします。しかも、それこそ古くからの友人には「えーっ、意外!」なぁんて驚かれちゃうのですが、J-POPやJ-ROCKのライヴもよく行ったりする。今回は、その話をします。

さて。前回のザ・ドゥービー・ブラザーズの武道館ライヴの話の最後に、こんなことを書きました。ドゥビーズの前日はポール・マッカートニー、翌日はサンタナと、武道館は3日連続の豪華な顔ぶれ。だから毎日かよった方も多かったでしょう。でも、ふくだは別のライヴへ。という話も、いずれできれば、と思っています、と。

そして、さっそく、その話。ドゥービーズの翌日の4月27日に、ふくだが行ったライヴが、日本のバンドのSuchmosなのです。

Suchmosは、ご存じでしょうかね? 「サチモス」という名は、ルイ・アームストロングの愛称「サッチモ」から付けられたもの。2013年に結成、2015年にデビューEP発表という、まだ若いバンドです。

ちなみに、なぜそんな若いバンドを見つけたかというと、実は、メンバーに高校時代からの親友(悪友)の息子がいるため。それでデビュー前の、Suchmosになる以前から、ライヴに行ってたんですね。

で、そんな贔屓目を抜きにして、Suchmosは相当にイカしてます。メンバー6人の好きな音楽をミックスさせ生み出しているという楽曲は、バンド自身が「ROCK + JAZZ + SOUL」と表現するようにハイブリッドで多彩。しかも、よくありがちな「なんちゃって」な感じじゃなく、かなりの本格志向。ディアンジェロやジャミロクワイを起点に、そのルーツをどんどんと、カーティス・メイフィールドやダニーハサウェイあたりまで掘り下げていったとのことで、スライ & ザ・ファミリー・ストーンやタワー・オブ・パワーの味わいもある。また、「親の聴いていた音楽の影響」という、ところどころにボズ・スキャッグスやスティーリー・ダンなんかの香りがするのも堪らない。「親」って、そのまんまに自分の世代で、ふくだもよく聴いていましたから。

そしてSuchmosはライヴがよいのですよ。CDだと都会的でお洒落な感じだけど、ライヴではロックでラウドなぶっとい音を聴かせ、ライヴならではのアレンジやアドリブも格好いい。それに演奏が上手く、ボーカルを始め全員がステージ上での花があるのがよい。掛け値なしに「いま、もっとも注目のバンド」といえます。

2016年発表の2ndEP『LOVE & VICE』収録の「STAY TUNE」がホンダのCMに、2015年の1stアルバム『THE BAY』収録の「YMM」がつい先頃公開されたApple Musicの新CMに採用されるなど、いまや乗りに乗っていて、ライヴも常にソールドアウトの大人気。が、決して「素直なよい子」にならず「反骨精神」が感じられるのも頼もしい。そして何より親子ほど離れた若者たちが、オヤジの心を揺さぶってくれるのが最高に楽しい。なので、もしもまだ聴いたことがないなら、ぜひ。ロック好きのオヤジに大おすすめですよ。

ということで、ふくだはまたしてもSuchmosのライヴへ。今日これから日比谷野音に行ってきます!

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プロフィール

1959年東京生まれ。ライター、編集者。もともとは建築家であったが、ひょんなことから、出版界に移籍。『エスクァイア日本版』広告営業、編集部の後、現職。『LEON』『OCEANS』『ENGINE』『MADURO』などの雑誌を中心に、時計、クルマ、ファッション、旅などなど、男性のライフスタイル全般について執筆。

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