福田豊BLOG『今日も明日もロックンロール!』

福田 豊

ライター

1959年東京生まれ。ライター、編集者。もともとは建築家であったが、ひょんなことから、出版界に移籍。『エスクァイア日本版』広告営業、編集部の後、現職。『LEON』『OCEANS』『ENGINE』『MADURO』などの雑誌を中心に、時計、クルマ、ファッション、旅などなど、男性のライフスタイル全般について執筆。

第15回:The Strypes 『Spitting Image』 (2017年)

12月29日
ふくだはCDやDVDだけでなく、ライヴも大好き。ことにイマドキの若いバンドをリアルタイムで観るのはライヴの大きな楽しみです。ということで、いまいちばん注目の、ザ・ストライプスのお話です。

また、ずいぶんあいだが空いてしまいました。すみません。どうも仕事が忙しいとブログが書けなくって……。

そんななか、3つのライブに行ってきました。ライヴはCDやDVDと違って一期一会。だから忙しかろうと可能な限り観に行きたい。それで今年はなんとか12のライヴに参加することができました。

ということで、今回は、つい先だって観てきたバンドのお話。11月13日に渋谷のTSUTAYA O-EASTで観た、ザ・ストライプスです。

ザ・ストライプスは、ご存じだったでしょうか。アイルランドの4ピースバンドで、2013年にメジャーデビュー。平均年齢16歳という若さでありながら、ボ・ディドリーや、ザ・ヤードバーズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ドクター・フィールグッド、エルヴィス・コステロなどの影響を受けたストレートでタイトなR&Bが通好みで格好よく、エルトン・ジョン、ジェフ・ベック、ポール・ウェラーといったロック界の重鎮たちがこぞって絶賛。イギリスの老舗音楽雑誌『NME』(ニュー・ミュージック・エクスプレス)で「いま、いちばん観たいバンド」の1位に選ばれた、本当にどんなに忙しかろうと観ておくべきアーティストなのです。

そして、実際、ザ・ストライプスはライヴがよいのですよ。アイルランドのパブで鍛えられたという演奏は、まさにかつてのストーンズやドクター・フィールグッドなどを思わせる骨太さで、ギターもベースもドラムも上手いし、ボーカルも上手い。しかも、ブルースハープ=ハーモニカが最高なんだなぁ。

今回の来日は、2年ぶり、3回目のジャパンツアーで、2年前に観たときよりもさらにパワーアップ。アドリブや観客の煽り方も巧みになり、何だかヴェテランの貫禄さえも感じさせた。が、それでも、まだ20歳そこそこと、まだまだ成長すること必至。そしてそんな成長をリアルタイムで見守ることができるのが素晴らしいところ。イマドキの若いバンドのライヴに足を運ぶ楽しさなのですね。

最新作は6月リリースの3rdアルバム『Spitting Image』で、これまでよりもちょっと洒脱に洗練された感じ。ですので、もしも「ザ・ストライプスをまったく聴いたことがない」ということであれば、まずはデビューEP『Blue Collar Jane』(2013年)か1stアルバム『Snapshot』(2013年)を聴くのがおすすめ。若さの炸裂した初期衝動というか、荒削りなところが、ほかにはない大きな魅力。1960~1970年代あたりの王道のロックが好きな方なら、きっと気に入るでしょう。

また、『Snapshot』の日本独自企画デラックス盤はDVD付きで初来日公演のライヴ映像も収録。2015年の来日公演を収めたCD+DVD『Live In Tokyo 2015』(2015年)も大おすすめです。

blogger :福田 豊

プロフィール

1959年東京生まれ。ライター、編集者。もともとは建築家であったが、ひょんなことから、出版界に移籍。『エスクァイア日本版』広告営業、編集部の後、現職。『LEON』『OCEANS』『ENGINE』『MADURO』などの雑誌を中心に、時計、クルマ、ファッション、旅などなど、男性のライフスタイル全般について執筆。

福田 豊ブログ記事

RANKINGランキング

NEW新着

GENDERLESS紳士&淑女

MALE紳士

FEMALE淑女

top back