『映画の女優に夢中になるのもあり』trivia9

教えて霜田先生! 知らなかった「脳トリヴィア」

2016年11月15日
脳にまつわる「恋のすすめ」編。恋するときの熱望や渇望は、脳内に意欲や快感などに関する神経伝達物質であるドーパミンを多く分泌させる。では、どうしたらいいのでしょうか。


❝ 映画の女優に夢中になるのもあり ❞

恋することは、相手によく思われたい、相手を獲得したい、という気持ち。そういう熱望や渇望は、脳内に意欲や快感などに関する神経伝達物質であるドーパミンを多く分泌させる。このシリーズの第1回『恋愛は素晴らしいアンチエイジング trivia1』で、そういうお話をしました。

ところがそれは、たとえば、大好きな女優さんの映画を観ているときにも起きます。テレビで観ているだけでもドーパミンの分泌が増えるのです。体内のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性度が上がり免疫機能もアップすることがわかっています。

model:Kieko Suzuki

つまり実際に恋をしなくても大丈夫。歌手でも、アイドルグループでも、歌舞伎でも、宝塚でも、スポーツ選手でも、はたまたアニメのキャラでも、自分のお気に入りの「彼」や「彼女」を見つけてトキめいていればオッケー。恋しているのと同じにようになれるのです。

よくいう「妄想」もありです。アレコレと妄想するのは、とてもクリエイティブな行為。脳がフル回転して、脳へのよい刺激や、脳の活性化になります。

恋愛はそもそもは子孫を残すための本能的なもの。そうではないイメージでの恋愛ができるのは人間だけです。ですからテレビでアイドルに夢中になるのは、ある意味、「知的な遊び」なのかもしれませんね。

霜田先生 プロフィール

霜田里絵 しもださとえ
医師・医学博士。順天堂大学卒業後、同大学病院の脳神経内科医局を経て、都内の病院勤務。2005年から銀座内科・神経内科クリニック院長を務めるとともに、2011年には医療法人ブレイン・ヘルスを設立、理事長に就任。パーキンソン病、アルツハイマー病、脳血管障害、頭痛、めまい、しびれ、などが専門。日本神経学会専門医、日本内科学会認定医、日本抗加齢医学会専門医、アメリカ抗加齢医学会専門医。主な著書に『「美人脳」のつくりかた』(マガジンハウス)、『40代から上り調子になる人の77の習慣』(文藝春秋)がある。

editor :3473a Editorial team

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