福田豊BLOG『今日も明日もロックンロール!』

福田 豊

ライター

1959年東京生まれ。ライター、編集者。もともとは建築家であったが、ひょんなことから、出版界に移籍。『エスクァイア日本版』広告営業、編集部の後、現職。『LEON』『OCEANS』『ENGINE』『MADURO』などの雑誌を中心に、時計、クルマ、ファッション、旅などなど、男性のライフスタイル全般について執筆。

第7回:David Bowie 『The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars 』 (1972年)

2017年3月16日
現在、開催中のデヴィッド・ボウイ大回顧展『DAVID BOWIE is』。改めてボウイの魅力を実感した素晴らしい回顧展でした。

正月明けの第2週に、開幕したばかりのデヴィッド・ボウイ大回顧展『DAVID BOWIE is』に行ってきました。

この回顧展は、そもそもは2013年にロンドンで開催されたもの。その後、世界9都市を巡回して150万人以上を動員。2016年のボウイの誕生日に、2017年2月8日のボウイの70歳の誕生日に東京で開催する、ということが発表されたのでした。

ところが、その発表の2日後にボウイが死去。そのため本来は祝うべき回顧展が、故人を偲ぶものになってしまったのは、とても残念でなりません。

ですが、回顧展は本当に素晴らしかった。手書きの歌詞や、アートワーク、映像などなど、見どころがいっぱい。ことに、これまで写真やビデオでしか見たことのなかった、実物のステージ衣装を間近に見られたのは大感激。まるでボウイがすぐ目の前に立っているような不思議な感覚を味わえました。

そしてそんな「ボウイがすぐそこにいるような」というのが、この回顧展の狙いのひとつなのだそう。「is」と現在形になっているのも、そのためなのですね。

とまれ、大充実の内容は、とても1日では見きれないほど。ぜひ、もう一度、行きたいです。

さて。ではボウイの作品のなかで、いちばんのお気に入りはというと、やはり1972年の5thアルバム『The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars 』でしょうか。ふくだの世代には、ボウイ=ジギーですからね。

それにこのアルバムはミック・ロンソンのギターが格好いいんだなぁ。なかでも「Ziggy Stardust」のイントロは最高。あのザクザクとした硬質なギターサウンドは、いまでも聴く度にシビれます。

が、しかし、そういいつつも、ほかの時代のボウイも好きなんですよね。しかも悩ましいのは、ボウイが時代時代で変わり続けてきたこと。そうして時代の先頭に立ち続けてきたこと。ボウイはいつだって最高でした。だからボウイのいちばんを決めるのはやっぱり無理。そう思います。

ということで、ここに挙げたのは、ボウイの作品を時代順にまとめたBOXセットのシリーズ。

『Five Years 1969 - 1973』は実質的なデビューアルバムといえる1969年の2nd『Space Oddity』から、ジギー・スターダストを名乗り世界的ロックスターとなり、1973年に「ジギー封印」を宣言するまでの5年間のアルバムやライヴ、レアトラックをまとめたCD11枚組。

続く『Who Can I Be Now? 1974 - 1976』は8thアルバム『Diamond Dogs』から、それをひっさげての北米ツアーを収録した『David Live』、ソウルミュージックに傾倒した大ヒットソング「Fame」を生み出した『Young American』、そしてヨーロッパに回帰した『Station To Station』などを収めたCD12枚組。

で、この後に「ベルリン3部作」、世界的メガヒット『Let’s Dance』とつながっていくわけで、第3作が待ち遠しい。そういう次第で、またしても事務所が箱だらけ。まぁ、好きだから、しょうがないんですけどね。

blogger :福田 豊

プロフィール

1959年東京生まれ。ライター、編集者。もともとは建築家であったが、ひょんなことから、出版界に移籍。『エスクァイア日本版』広告営業、編集部の後、現職。『LEON』『OCEANS』『ENGINE』『MADURO』などの雑誌を中心に、時計、クルマ、ファッション、旅などなど、男性のライフスタイル全般について執筆。

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