『正しい生活と正しい睡眠が大切です』脳 trivia18

教えて霜田先生! 知らなかった「脳トリヴィア」

5月18日
3473脳トリヴィア「記憶と睡眠 編」。人間は朝日を浴びないとダメ。きちんと朝起きないと、熟睡できないのです。規則正しく6時間寝るのが大切です。

脳によい睡眠のお話

この「記憶と睡眠 編」脳トリビアの最初、前々回のtrivia16で述べたように、物忘れや記憶力の低下は睡眠障害が原因であることが多い。脳は、一般的に、6時間以上眠らないと働きが鈍くなってしまいます。

そして眠りには、もちろん、質も重要です。そこで今回は、脳によい睡眠のお話をしましょう。

現代人は、眠りが浅くなりがちと、よくいわれます。夜中までDVDを観たり、インターネットをしたり。すると脳が興奮してよく眠れなくなってしまう。また、PCやスマートフォンのブルーライトは、ホルモンの分泌や自律神経などに影響を及ぼし、眠りを浅くするといわれています。

ですが、そんな浅い眠りの、質の低い睡眠では、脳がちゃんと働きません。ぐっすりと熟睡する、質のよい睡眠が、脳には必要なのです。

夜更かしも、睡眠の質を低くします。

これも前で述べましたが、30~40歳代の男性は働き盛りで、仕事が忙しく寝る時間が遅くなりがち。若く体力に自信があるため「寝なくても大丈夫」と思ってしまい、夜更かしや徹夜をすることも多い。遊び盛りですから、夜遊びもしてしまいますよね。

で、ちょっとした時間に仮眠を取ったり。休みの日は昼過ぎまで寝ていたり。そんな埋め合わせをします。

ですが、人間は朝日を浴びないと睡眠物質が出ません。きちんと朝に起きないと、熟睡できないのです。

ですので、細切れに眠ったり、まとめて眠ったり、そういうのは無意味。夜は早く寝て、朝になったら起きる。そうすれば、ぐっすりと熟睡できて、ちゃんと脳が働く。規則正しく6時間寝るのが、結局は、いちばん効率がいいのです。

というように、夜のDVDやスマホ、PCなどは控えて、夜更かしをやめる。正しい生活スタイルにして、正しい睡眠をとる。それが脳によいのです。

霜田先生 プロフィール

霜田里絵 しもださとえ
医師・医学博士。順天堂大学卒業後、同大学病院の脳神経内科医局を経て、都内の病院勤務。2005年から銀座内科・神経内科クリニック院長を務めるとともに、2011年には医療法人ブレイン・ヘルスを設立、理事長に就任。パーキンソン病、アルツハイマー病、脳血管障害、頭痛、めまい、しびれ、などが専門。日本神経学会専門医、日本内科学会認定医、日本抗加齢医学会専門医、アメリカ抗加齢医学会専門医。主な著書に『「美人脳」のつくりかた』(マガジンハウス)、『40代から上り調子になる人の77の習慣』(文藝春秋)がある。

editor :3473a Editorial team

プロフィール

「3473a」Editorial teamによるスペシャルコンテンツ。

3473a Editorial team関連記事

What's New新着記事

RANKINGランキング

NEW新着

GENDERLESS紳士&淑女

MALE紳士

BLOGブログ

top back