『脳を「ぼーっと」させて休ませてあげましょう』脳 trivia19

教えて霜田先生! 知らなかった「脳トリヴィア」

5月22日
3473脳トリヴィア「記憶と睡眠 編」。脳を休ませるのは、眠らなくても、いつでもできます。その方法は「ぼーっと」する!です。

「ぼーっと」する = 脳にとても良い

前回のtrivia18では、脳によい睡眠のお話をしました。それには、正しい生活をして、正しい睡眠をとるのがよい、ということも。要するに、脳を休ませてあげる、というのが大切なのですね。

ですが脳を休ませるのは、眠らなくても、いつでもできます。たとえば、昼休みに何もかんがえずに「ぼーっと」するだけでもいい。そしてそれが脳にはとてもよいのです。

私がよくやるのは、カフェで座って窓の外を眺める、という方法。どこかを見たりするのではなく、ただぼんやりとするだけです。「何もかんがえない」というのは、座禅でもそうですけど、意外に難しいので、頭もぼんやりさせる感じ。そうやって、浮き雲のように、しばらく過ごします。

すると、そういう「ぼーっと」しているあいだに、脳はいろいろとメンテナンスをします。断片的な記憶をつないだり、いらない情報を消去したり。

また、最新の研究では、そんな何もかんがえていない状態のとき、脳は普段とは違う部分が活性化することがわかっています。その活性化する部分を「デフォルトモードネットワーク」といい、情報の整理や、アイデアの創出をするといわれています。脳を「ぼーっと」させるのは、仕事の面などでも、とても有益なのですね。

「ぼーっと」させる時間は15~20分ぐらいでじゅうぶん。私のようにカフェなどでもできますし、散歩をするのもおすすめです。簡単ですから、ぜひ、試してみて下さい。

霜田先生 プロフィール

霜田里絵 しもださとえ
医師・医学博士。順天堂大学卒業後、同大学病院の脳神経内科医局を経て、都内の病院勤務。2005年から銀座内科・神経内科クリニック院長を務めるとともに、2011年には医療法人ブレイン・ヘルスを設立、理事長に就任。パーキンソン病、アルツハイマー病、脳血管障害、頭痛、めまい、しびれ、などが専門。日本神経学会専門医、日本内科学会認定医、日本抗加齢医学会専門医、アメリカ抗加齢医学会専門医。主な著書に『「美人脳」のつくりかた』(マガジンハウス)、『40代から上り調子になる人の77の習慣』(文藝春秋)がある。

editor :3473a Editorial team

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