福田豊BLOG『今日も明日もロックンロール!』

福田 豊

ライター

1959年東京生まれ。ライター、編集者。もともとは建築家であったが、ひょんなことから、出版界に移籍。『エスクァイア日本版』広告営業、編集部の後、現職。『LEON』『OCEANS』『ENGINE』『MADURO』などの雑誌を中心に、時計、クルマ、ファッション、旅などなど、男性のライフスタイル全般について執筆。

第4回:The Pogues 「Fairytale Of New York」 (1987年)

2016年12月1日
もう12月。この時期になると聴きたくなるのが、そうです、クリスマスソング。そのお気に入りを、ご紹介します。

クリスマスソングには名曲が多く、誰しもお気に入りの一曲とか、忘れられない一曲、青春時代の甘酸っぱい思い出が詰まった一曲、なぁんていうのがあることでしょう。

ふくだのお気に入りは、ザ・ポーグスの「Fairytale Of New York」。ザ・ポーグスは、よく知らない人も多いかも。アイルランド人ヴォーカリストのシェイン・マガウアンを中心に結成されたイギリスのバンドで1984年にデビュー。アイルランドのケルト音楽を取り入れたスタイルが特徴で、「ケルティックパンク」とか「アイリッシュトラッドパンク」などと呼ばれるジャンルの代表とされています。

「Fairytale Of New York」は1987年のシングルヒット曲で、1988年の3rdアルバム『If I Should Fall From Grace With God』に収録。シェイン・マガウアンのダミ声と、ゲスト女性シンガーのカースティ・マッコールのスモーキーな声のデュエットが快い、酔っ払いの歌です。

シェイン・マガウアンは本当の酔っ払いで、そのせいで脱退というか、追い出されたというか。だからダメな男と女が、お互いをなじり合い、でも楽しかった思い出を語り合い、まだ惹かれ合う、そんな物語がいっそう深い味わいで伝わってくる。

ちなみに、こういう魅力的な女性ヴォーカルの入ったデュエット曲が、ふくだは大好き。レッド・ツェッペリン×サンディ・デニーの「The Battle Of Evermore」とか。R.E.M.×ケイト・ピアソン(B-52’s)の「Shiny Happy People」とか。いつか、そういう話も書きたいです。

同じ1980年代のクリスマスソングの名曲が、1984年のバンド・エイドの「Do They Know It's Christmas?」。こちらはよくご存じですよね。この曲がきっかけとなり、あのUSAフォー・アフリカの「We Are The World」が生まれるわけですが、ふくだはこっちの方が好き。「Do They Know It's Christmas?」は1989年、2004年、2014年と、これまで3回リメイクされていますが、やはりオリジナルがいちばんかな。

そして忘れてはならないのが、ジョン・レノン&オノ・ヨーコの「Happy Xmas (War Is Over)」(正式なクレジットは、John & Yoko/Plastic Ono Band With The Harlem Community Choir)。1971年の「Imagine」の次に出たシングルで、この2枚は一緒によく聴きました。

さて。最後にもうひとつ。ボブ・ディランの『Christmas In The Heart』です。2009年に発表したクリスマスソングのカバーアルバムで「いったいどーしたんだ」と世界中がどよめいた。まぁ、ディランのことは誰にもわからないんですけどね、いつだって。で、後にフランク・シナトラの歌ったスタンダードナンバーをカバーした『Shadows In The Night』『Fallen Angels』が出て「ああ、そうだったのかもな」と。いや、どうだったのか、よくわかんないんですけどね。

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プロフィール

1959年東京生まれ。ライター、編集者。もともとは建築家であったが、ひょんなことから、出版界に移籍。『エスクァイア日本版』広告営業、編集部の後、現職。『LEON』『OCEANS』『ENGINE』『MADURO』などの雑誌を中心に、時計、クルマ、ファッション、旅などなど、男性のライフスタイル全般について執筆。

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